夏休みの宿題で”弁論文”というものがでますよね。
そんなものをいきなり出されても書き方が全然わからない!っていうひとも多いとおもいます。
そこで今回は中学生向けの弁論文の書きやすいテーマや書き方、さらには例文まで詳しくまとめてみました。
困っているあなたに少しでも参考になれば幸いです。
中学生向けの書き方講座!弁論文とは?
そもそも弁論文ってなに!?意見文とどう違うの!?っていう人も多いとおもいます。
意見文と弁論文は書く内容は似ていますが、弁論文はスピーチなどで相手に問いかけるようなことを書く必要があるのでそれを意識して書いていくのが良いとおもいます。
弁論文を書くには’’起承転結’’を意識して書くことが重要です。
- 起:テーマに対してどのようなことが問題なのかを書く。
- 承:その問題に対していくつかの具体例をあげてわかりやすくする。
- 転:問題に対して自分なりの解決策をあげて、必要であれば反論意見に対する文章を書く。
- 結:書いてきた文章のまとめ。
このように書いていくときれいな文章になるとおもいますよ。
書きやすい弁論文テーマ中学生向けおすすめ6選! その1:部活
中学校に入学して何らかの部活に入った人も多いかとおもいます。
部活は通常の学校生活では学べないことをいろいろ学べる場です。
たとえば、「団体行動の大切さ」や「努力することの大切さ」など、部活を通して学べることは多くあるとおもうのでそういったことを弁論文にするのが良いでしょう。
部活は小学校までのクラブ活動とは違うところもあるとおもうのでそういったところも書くのも良いかもしれません。
書きやすい弁論文テーマ中学生向けおすすめ6選! その2:いじめ
いじめは昔からニュースになるほどの問題です。
もしかしたらみなさんの学校でも大なり小なりあるかもしれません。
いじめをテーマとして書く場合、「なぜいじめは起こってしまうのか」や「いじめられる方にも非はあるのか」など、いろいろな視点で書けるとおもいます。
中学生のみなさんには身近な問題だとおもうのでこのテーマで弁論文を書くことで自分の身の回りの環境を見つめ直す良い機会になるのではないでしょうか。
書きやすい弁論文テーマ中学生向けおすすめ6選! その3:家族
家族の在り方は家庭によって様々ですよね。
飼っている動物なんかも家族の一員だという人もいるとおもいます。
家族をテーマとして書く場合、「家族の大切さ」や「家庭の生活習慣」などについて書くのが良いとおもいます。
世の中にはまったく同じ家族というのはないと思うので、自分の家庭ならではのオリジナリティを出せるとさらに良くなるとおもいます。
書きやすい弁論文テーマ中学生向けおすすめ6選! その4:スマホ
スマホが携帯電話の主流になって何年も経ちました。
中学生のみなさんの中にもスマホを持っている人もいるとおもいます。
すごく便利なものですが最近では「歩きスマホ」や「スマホ依存症」などの問題がニュースでも取り上げられています。
弁論文ではこのような問題に対して自分の立場に置き換えて書いていくのが良いとおもいます。
みなさんにも深く関わってくる問題だとおもいますのでこの機会に調べてみるのも良いのではないでしょうか。
書きやすい弁論文テーマ中学生向けおすすめ6選! その5:スポーツ
みなさんの中にも部活やクラブチームなどでスポーツをしている人がいるとおもいます。
スポーツをテーマとして書く場合は「スポーツの楽しさ」や「スポーツをする意味」、「スポーツをすることによって得られること」などいろんな視点で書くことができるとおもいます。
スポーツは人によってはもしかしたら一生関わっていくかもしれないものです。
なのでこのテーマで弁論文を書くことによって自分のスポーツに対する考え方が変わるかもしれませんね。
書きやすい弁論文テーマ中学生向けおすすめ6選! その6:オンライン学習と教育の未来
新型コロナウイルスの影響で、オンライン学習が急速に普及しました。これは教育の未来に大きな影響を与える可能性があります。オンライン学習は、場所や時間に縛られずに学習できる利点がありますが、一方で、自己管理能力が求められるなどの課題もあります。
このテーマについて弁論文を書く際には、以下の視点を考慮すると良いでしょう。
1. **オンライン学習のメリットとデメリット:**
オンライン学習の利点と欠点は何か?それは伝統的な教室学習とどのように異なるのか?
2. **教育の公平性:**
オンライン学習は全ての生徒に平等に利益をもたらすのか?それともデジタルデバイド(情報格差)を広げる可能性があるのか?
3. **教育テクノロジーの進化:**
教育テクノロジーはどのように進化してきたのか?これからどのように進化する可能性があるのか?
4. **教育の未来:**
オンライン学習の普及は教育の未来にどのような影響を与えるのか?
これらの視点からオンライン学習と教育の未来について深く考え、自分の意見を形成することで、より深みのある弁論文を書くことができます。
弁論文の例文!
今まで紹介した書き方で弁論文の例文を記しておきます。
参考にしてみてください。
〜スマホを持つということ〜
スマホの普及によってとても便利な世の中になりました。それまでパソコンでしかできなかった様々な機能が手軽に持ち運べるサイズになり、いつでも・どこでも・誰とでも繋がれるようになった反面、いろいろな問題が出てきています。「歩きスマホ」もその問題の一つです。(起:問題提起)
先日、街を歩いていると歩きながらスマホを操作している人がいて前から歩いてきた人とぶつかっていました。スマホの画面ばかり見ていて前方に注意がいっていなかったのだと思います。それも一人ではなく、多くの人がスマホを操作しながら歩いていました。(承:具体例)
なぜ、人は「歩きスマホ」をしてしまうのでしょうか。おそらくゲームをしていたり、調べものをしていたり、仕事などで緊急に使わないといけなかったりと様々な理由があると思います。ですがそれらに気をとられていると人にぶつかったり、重大な事故にあう可能性もあります。そのようないろいろな可能性を考えれば「歩きスマホ」は危なくてできないと思うはずです。一人ひとりがそういったことを考えて意識を変えれば「歩きスマホ」をするひともいなくなると思います。(転:解決策)
最近ではニュースでも取り上げられている「歩きスマホ」。なかには命を落としてしまったケースもあるので手遅れになる前に全員が”歩きスマホは危険だ”という意識をもって生活していかなければならないと思います。私も「歩きスマホ」をすることによって起こることの可能性を考えながら生活していきたいと思います。(結:まとめ)
みんなが悩む「書き出し」と「結び方」をスラスラ書くコツとは?
弁論文を書くにあたってまず悩むのが書き出しだとおもいます。
例文にもあげましたが、書き出しはテーマに対しての問題提起をしなくてはなりません。
なので、テーマに対して’’なぜ〜なのか。’’など、相手に問いかけるような書き方をするのが良いです。
そして最後の結び方は書いてきた文章に対して’’なので私は〜だと思います。’’など、最終的な自分の結論を書くのが良いとおもいます。
弁論大会でうまく弁論するコツは?
弁論文が宿題で出るとそのあとに弁論大会がある学校もあるとおもいます。
でも人前に出てスピーチをするのって大体の人がとても緊張しますよね。
スピーチでは内容もそうですが自信を持って話すことが一番大切です。
話している途中で噛んでしまったりするかもしれませんが堂々としていれば聞いている側はさほど気にしないとおもいます。
あと弁論文は自分の意見を相手に訴えかけるためのものなので難しいかもしれませんができれば原稿をあまり見ないで話すとさらに良くなるとおもいます。
弁論文を書くのが苦手!パクってもいい?
正直弁論文を書くのは大変な作業です。
検索をすれば例文やまとめのサイトがあるのでそれをパクってしまえば楽なんじゃないか・・・という気持ちもわかります。
ですが、パクリかどうかすぐに検索できる機能があるのをご存知でしょうか。
先生方もこういった機能を使って調べることも可能なのですぐにバレてしまうでしょう。
パクるぐらいなら多少文がまとまりがなくても自分で最後まで書いたほうがいいです。
自分なりに考えて書いたという経験が将来的に必ず活きてくるとおもいます。
まとめ
最後に今回お話した内容のポイントをまとめてみましょう。
- テーマによっては自分の将来に役立つ知識が増える
- 弁論文はスピーチなどで相手に訴えかける文なのでそれを意識して書く
- ネットなどに出ている文章をパクるのは厳禁
弁論文は実際に書くとなるとすごく難しいとおもいます。
テーマ決めや構成の仕方などわからないこともたくさんあると思いますが今回お話したことを読めば少しは参考になるのではないでしょうか。
弁論大会を控えている人はさらに大変かもしれませんが、人前に出て自分の意見を聞いてもらえる機会は少ないと思うのですごく良い経験になるはずです。
真剣に取り組めばきっと将来に役に立つとおもうのでこの記事を参考にして頑張ってください!!
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